2026年版 IE Tab の代替ツールを正直に比較

複数のブラウザーウィンドウのイラスト。そのうち1つに古いページが表示されている

15年以上にわたって、「Chrome の中で Internet Explorer を動かすには?」という問いへの定番の答えは IE Tab でした。きちんと動き、知名度も高く、多くの IT 部門がすでにライセンスを購入しています。しかし Internet Explorer の提供終了後、市場は変わりました。今では無料のものや、ずっと安いものを含め、検討する価値のある代替手段がいくつもあります。

この記事では、IE Tab のほうが適しているケースも含めて、正直に比較します。価格は 2026年10月に各社のサイトで確認したものです。

IE Tab の代替を選ぶときのポイント

名前を比べる前に、本当に必要なものをはっきりさせましょう。

  • 社員が使うブラウザー:Chrome のみか、Edge や Firefox か、混在しているか。
  • ActiveX とドキュメントモード:ポータルに ActiveX コントロールや Java アプレット、IE8 などの特定モードが必要か。
  • 自動ルール:特定のアドレスを、クリックなしで常に IE モードで開く必要があるか。
  • 導入規模:1台か、小さなオフィスか、グループポリシーで管理する数百台か。
  • 料金体系:ユーザー単位か、パソコン単位か、年額か買い切りか。

代替手段の一覧

ツールブラウザー価格試用集中管理
IE TabChrome1ユーザーあたり年額39ドル2週間グループポリシー(ADMX)
IEbridgeChrome、Edge、Firefox1台あたり年額9.99ドル(Pro)または14.99ドル(Enterprise)30日間、カード不要Enterprise:グループポリシーと Sync Options
IEabilityChrome、Edge買い切り14.90ドル(PC 1台)無料の基本プラン記載なし
Edge の IE モードEdge のみ無料—グループポリシーとサイト一覧
Chrome の Legacy Browser SupportChrome(ブラウザーを切り替え)無料—グループポリシー

1. IEbridge

IEbridge は、Windows の Internet Explorer エンジンを Chrome、Edge、Firefox のタブの中で動かします。補助アプリは管理者権限なしでインストールできます。IE7〜IE11 のドキュメントモード、ActiveX コントロール、例外付きの自動 URL ルール、Cookie の共有、ポップアップ、SharePoint での Office 編集、F12 の開発者ツールなど、IE Tab の主要機能をひととおり備えています。

違いは次のとおりです。

  • ユーザー単位ではなくパソコン単位の価格:Pro は 1台あたり年額9.99ドル。Enterprise は14.99ドルで、グループポリシーのテンプレート、Sync Options(ドメイン不要で Web パネルから集中設定)、優先サポートが加わります。
  • すべての機能が使える 30日間の試用。カードもアカウントも不要で、初回利用時に自動で始まります。
  • 各パソコンを確認し、名前と部署を付け、自分で枠を解放できるライセンスパネル。
  • IE Tab にはない Firefox への対応。

正直に言うと限界もあります:IE Tab より新しく、利用者もずっと少ない製品です。また、IE エンジンを使う本物のソリューションはすべてそうですが、Windows でしか動きません。

2. IEability

IEability は補助プログラムを伴う Chrome・Edge 用の拡張機能で、仕組みは IE Tab とよく似ています。最大の強みは価格で、PC 1台につき14.90ドルの買い切りライセンスに加え、手動の IE モードが使える無料の基本プランがあります。有料機能には自動ルール、Cookie の同期、ドキュメントモード、開発者ツールが含まれます。

1台のパソコンだけで IE モードが必要で、一度の支払いで済ませたい個人に向いています。グループポリシー、集中設定、企業向けのライセンス管理については記載がないため、組織への展開は難しくなります。

3. Microsoft Edge の IE モード

会社として Edge に統一できるなら、組み込みの IE モードは無料で、Microsoft が少なくとも 2029年までサポートします。ユーザーは個々のページを IE モードで再読み込みでき(これらの登録は 30日で期限切れ)、IT 部門はエンタープライズモードのサイト一覧を公開して特定のサイトを常に IE エンジンで開かせることができます。

難点は Edge でしか使えないことです。Chrome をメインに使っている人は古いポータルのためにブラウザーを切り替える必要があり、XML のサイト一覧を誰かが管理しなければなりません。

4. Chrome の Legacy Browser Support

Chrome には Legacy Browser Support というポリシーがあり、指定したアドレスを別のブラウザーに送ります。Internet Explorer が無効化された現在、送り先は通常 IE モードの Edge です。無料で、グループポリシーで管理します。

ただし、これは本当の意味での「Chrome の中の IE」ではありません。古いリンクを開くたびに別のブラウザーのウィンドウが開きます。Chrome と Edge をすでに集中管理していて、この切り替えを許容できる組織に向いています。

5. 古い Windows の仮想マシン

1つのアプリケーションのために、古い Windows と Internet Explorer を入れた仮想マシンを維持しているチームもあります。互換性は最も高いものの、ライセンスと保守の手間がかかり、何よりセキュリティの面で問題があります。更新されていないシステムをネットワークに置くのは現実的なリスクです。最後の手段と考えてください。

IE Tab が今も最適なケース

IE Tab は今も堅実な製品です。すでに社内に導入済みで、社員が使い慣れており、ユーザー単位の価格が予算内に収まっているなら、乗り換える理由はないかもしれません。長い実績と大きな利用者数は本物の強みです。

乗り換えが意味を持つのは、ユーザー単位の費用がチームの拡大とともに膨らむとき、Firefox が必要なとき、あるいは決める前にもっと長く試したいときです。詳しい比較はIEbridge・IE Tab・Edge の IE モードの比較をご覧ください。

チームの規模別の節約額

年間ライセンスの公表価格で計算すると次のとおりです。

パソコン数またはユーザー数IE Tab(39ドル/ユーザー)IEbridge Pro(9.99ドル)IEbridge Enterprise(14.99ドル)
139ドル9.99ドル14.99ドル
10390ドル99.90ドル149.90ドル
501,950ドル499.50ドル749.50ドル

IE Tab は 50ユーザーを超えると見積もりになります。IEbridge はパソコン1台につき1キーなので、パソコンを2台使うユーザーには2枠が必要です。

おすすめ

  • Edge のみで運用し、IT 担当者がいる企業:まずは無料の Edge の IE モードから。
  • パソコン1台で、買い切りがよい:IEability は妥当な選択肢です。
  • Chrome や Firefox を使うチームで、すぐに導入でき年間費用を抑えたい:IEbridge を 30日間無料でお試しください。
  • IE Tab に満足している:そのまま使い続け、次回の更新時に価格を比較しましょう。

このテーマが初めてなら、Internet Explorer でしか動かないサイトを Chrome で開く方法のガイドから読み始めてください。

よくある質問

IE Tab の無料の代替手段はありますか?

あります。Microsoft Edge には無料の IE モードがあり、Chrome の Legacy Browser Support も無料でサイトを Edge に送れます。ただし、どちらも Chrome のタブの中で IE エンジンを動かすものではありません。

サイトのリストを失わずに IE Tab から IEbridge に移行できますか?

IEbridge は Excel ブックから URL ルールをインポートできます。今のアドレス一覧をテンプレートに貼り付ければ、一度にインポートできます。

これらの代替手段は ActiveX に対応していますか?

IEbridge、IE Tab、IEability、Edge の IE モードはいずれも Windows の Internet Explorer エンジンを使うため、コントロールが Windows にインストールされていれば ActiveX は動作します。

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すべての機能が使え、カードもアカウントも不要です。初めてページを IE モードで開いたときに試用が自動で始まります。

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